チェーンメール

バトンを受け取ったことがきっかけで、バトンとチェーンメールの違いについて考えたので、ちょっと書いてみました。

この「バトン」というやつは、チェーンメールに似ている。違うところは、メールではなくてブログである、という事だけである。しかし、この違いによって、バトンはチェーンメールと違って無害なものになっている。メールが複数の人に転送されると、ねずみ算式に増えてネットワークを圧迫するが、ブログでは通信量はそれほど増えないからだ。

あれ?そうすると、バトンの場合はネットワーク(の通信回線)を圧迫しない代わりに、ブログサービスのサーバーのディスクを圧迫する事になるのではないだろうか。そう思ったが、同じ人が複数回バトンを回されても、何度も同じ事を書くことはしないだろうから、それも大丈夫だろう。

ということは、チェーンメールでも、同じ人が複数回受け取っても 2 回目以降は何もしないような内容なら問題ないのだろうか。その場合、たとえば「5 人に転送してください」という内容のチェーンメール 1 つが転送される数は、多くてもネット人口の 5 倍である。普通メールを使っている人はこれよりずっと多くのメールを送っているだろうから、この程度の数は大して問題にはならないだろう。

ここまで考えて、チェーンメールについて書いているページを探してみた。すると、このページに「同じ人が何度も同じチェーンメールを受け取ることになり、迷惑である」という趣旨の事が書いてあった。なるほど、確かにそうだ。ということは、2 回目以降は転送しなかったとしても、やっぱりチェーンメールはよくないという事になる。

さて、この問題はバトンでは大丈夫なのだろうか。問題は「ある人が何度も、いろいろな友人からバトンを渡されたら迷惑だろうか」という事である。メールは、黙っていても同じものが何度も送られてきたら迷惑だ。だが、ブログ上で何度も指名されるのは、黙って無視していれば問題はなさそうである。しかし、これはあくまで僕の意見。「それは迷惑だ」と感じる人がいるなら、やっぱりバトンを回すことは悪だという事になる。皆さんは、どう思いますか?(って、この文章をここまで読んでくれる人がいるのだろうか…w)